ドラマ「白い巨塔」を観ました※これはネタバレ含みます
最近観たドラマのお話です。
「白い巨塔」は今まで何度かキャストを変更してドラマ化されたものだと夫から聞きました。私たち夫婦は2003年10月9日~2004年3月18日に唐沢寿明さんが財前五郎役をしていたものを観ました。
そのきっかけは、先日コンフィデンスマンJPを観に行ったのですが、江口洋介さんが出演していて、それを観た夫が白い巨塔を思い出したみたいで夫婦で観ることに。
ドラマを観た感想は、、、
色々考えさせられるドラマで、とても面白かったです。
色々なご意見があると思うのですが、私の感じたことをそのまま書きたいと思います。
まず、ドラマを観ていた時、キャストの方の表情の変化でその時の気持ちを考えたりしていました。例えば、人と会話をしている際はにこやかに話していたのに、会話を終えて振り返った時の表情がさっきと全然違う(゜.゜)こわ!!と思いました。
また、言葉の変換や返しがすごい。
悪いと思うことでも言葉を変えることによって、しょうがなかったんだと考えることができるようになるんだなーと。ああいればこういうっていう感じで、相手から嫌味を言われてもそれを違う方向から返していったりする。
私だったら、相手から言われたことをそのまま鵜呑みにしてしまって心を傷めると思いますが、それを相手に返すんですよね。笑
私はこのドラマの中では、里見先生が一番好きです。
患者さんのことを一番考えてくれていると感じたからです。
患者さんのことを思って、教授にもきちんと意見する里見先生は素晴らしいと思います。
あと、私はくれない会の奥様方が面白かった。実際にその中に入るのは嫌ですが。
夫のために奥様方も一生懸命たたかっているんですよね。
里見先生の奥さんが参加した時にグラスを割ってしまったシーンは心苦しかったです。
財前教授は、何かある度に里見先生に会いに行っていました。
「本当は来るはずじゃなかったんだけど、しょうがなく来てやった」みたいな感じに毎回言うんですが、最後の死の時にも里見先生の名前を呼ぶし、死ぬ前に里見先生に診察を頼んだりと…財前先生は里見先生のことが大好きなんだなーと思いました。
もし、がん治療センターができた時は、センター長になった財前教授が里見先生を内科にくるよう説得し、2人で患者さんのことを思った最善の治療をしてくれたのかな?とか思ったり。
名誉や地位にとらわれすぎると周りのことが考えられなくなってしまったり、自信過剰になってしまうと他の人の思いが聞こえなくなってしまうんだなと。
人によって幸せとは、色々なことが考えられると思いますが、自分の幸せを手に入れるために人に被害を与えてはいけないですね。
最後に、財前教授の死を目の当たりにしても自分のことしか考えていない鵜飼教授にはとても腹が立ちました。「お前は誰だ!?」と財前教授が言ってくれたから良いものの…あー苛々しちゃいますね。
思い出したことをそのまま書いたのでごちゃごちゃしていますが、こんな感じに考えながら観ていました。
これを読んで気になった方はぜひ、観てみてください。